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  • 執筆者の写真太田けいすけ

【3/2追記アリ】垂井町における新型コロナワクチン接種のスケジュールや会場、費用について

更新日:2021年3月2日



新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、この記事を執筆している2021年2月18日時点では、岐阜県内にも緊急事態宣言が発令されており、予断を許さない状況です。


この新型コロナウイルスの対策として最も期待されているがワクチンの接種です。現在、国ではファイザー社のワクチン(mRNA)を承認し、国内でのワクチン接種がスタートしました。こうした状況下で、垂井町でもワクチン接種に関する業務に必要な予算(約1億3,000万円)を可決しました。


そこで、垂井町で新型コロナワクチンの接種に関して、現時点で決定している情報についてご紹介していきましょう。




はじめに


この記事は、より多くの方に対して垂井町における新型コロナウイルスワクチンの接種に関する情報をお伝えするために執筆しています。


執筆日である2021年2月18日時点での最新情報を掲載しておりますが、今回の新型コロナウイルスワクチン接種事業は、不確定要素が非常に多い状況です。特に、ワクチンの入荷状況についてはワクチン担当大臣の記者会見での発表のとおり、見通しが立っていません


今後、スケジュールや接種に関する内容が大きく変更になる可能性があります。変更があり次第、追記や新たな記事を作成していく予定です。公人として、可能な限りに正確で迅速な情報発信を心がけていますが、確定情報につきましては必ず役場ホームページ等で公開されている情報をご確認ください




ワクチンを接種する場合、必ず接種者に同意を取る

新型コロナウイルスワクチンの接種については、努力義務が国民に対して課されています。しかし、コロナウイルスへの効果は高いとされていますが、将来的に発生するリスクについては不透明な部分が多いのが実情です。ですから、ワクチンを接種するすることに対して不安を持つ方も多いでしょう。


したがって、ワクチンの接種は必ずワクチンの接種に同意した方だけを対象として接種し、接種を希望しない方に対して行政から無理に接種を勧めることはありません


ワクチン接種がある程度進んだ段階で考えられる懸念として、職場等での非接種者に対する同調圧力やワクチン接種の強制が、考えられます。ワクチンを接種するかどうかの決断は、あくまで自分の意思で行うべきです。この点については接種が進んだ段階で注意喚起をする必要があると思います。


まずは行政として接種を望む人のために、早期の対応を進めていきます。




ワクチン接種の優先順位について

国では、ワクチンの接種について優先順位を定めており、①〜④の4段階に分類されています。


国が定める優先順位

①医療従事者等

②高齢者(令和3年度中に65歳以上に達する人)

 高齢者施設等の従事者

③高齢者以外の基礎疾患を有する人

 基準(BMI 30以上)を満たす肥満の人

④①〜③以外の人


私も含めて、医療従事者や高齢者、基礎疾患のある方以外は、①〜③の方に対するワクチン接種が終わった段階で順次摂取を行っていくことになります。


地方議員としては、マスクができない乳幼児や未満児と日常的に接する機会のある保育士や保育施設関係者やワクチン接種業務に関わる行政職員は、感染した場合の社会的影響や、ワクチン接種業務の停滞などが懸念されるため、優先順位を設けることを町だけでなく国や県に要望していきます。





垂井町では全町民にワクチンの『接種希望調査』を実施


垂井町ではすべての町民の方にワクチンの『接種希望調査』を実施します。接種希望調査の目的は、あらかじめどれだけの方がワクチン接種を希望しているかを把握することで、スムーズに接種スケジュールを立て、効率的に、いち早く町民の皆様にワクチンを接種していただくためです。


冒頭でお伝えした通り、ワクチン接種はあくまで本人の希望によって実施します。接種を希望する場合には、まず『接種希望調査』に『希望する』と記載いただいて、返信をお願いします。


接種希望調査表は


高齢者…令和3年2月中旬以降

その他…令和3年3月上旬

→3月9日に発送することが決定しました(3月2日追記)


に発送していく予定です。なお、医療従事者や福祉施設従事者については所属している組織からの指示に従ってください。




『接種券』の発送時期

マスコミ等で報道されている『接種券』の発送時期については、垂井町においては『接種希望調査』の結果をもとに、順次発送しています。


高齢者の方には令和3年3月中旬以降、その他の方には令和3年4月以降に発送する予定です。


ただしワクチンの供給状況が不明なため、ワクチンの供給状況が明らかになってから発送することが予想されます。接種券の発送時期は変更になる可能性が大きくあるという前提で認識していただければと思います




接種場所について

垂井町では垂井ホール(垂井町役場併設)と博愛会病院でのワクチン接種を予定しています。1回目の接種、2回目の接種ともに同じ接種場所での接種となります。


→当初、朝倉運動公園町民体育館の予定でしたが、垂井ホール(垂井町役場併設)に変更されました(3月2日追記)




接種費用

今回の新型コロナウィルスワクチンの接種費用は全額国が負担するため、無料で接種可能です。

このような国全体での事業が行われる際に考えられるのが、保健所の職員や行政職員を語った特殊詐欺です。行政としては、新型コロナウィルスワクチン接種に関して費用をいただく事は一切ありません。不審な電話があった場合には、垂井警察署への通報にご協力お願いいたします。


特殊詐欺では「保健所の方から来ました」と名乗るケースが考えられますが、垂井町に保健所はありません(法律上の保健所と、垂井町にある保健センターは別物です)。岐阜県内で自治体に保健所があるのは中核市である岐阜市だけです。くれぐれもご注意ください。




さいごに


国内でワクチン接種がスタートしていますが、ワクチンの供給状況については国自体が完全に把握しておらず、岐阜県や垂井町などの行政も全く見通しが立っていない状態です。


「走りながら考える」は、これまで行政が最も苦手としている分野ですが、コロナ禍で迅速にワクチンを接種するためには「走りながら考える」を実施していく必要があります。まさに前例のない一大事業を遂行している中で、少しでも町民の皆様に早く安心して生活いただける環境をご提供していきたいと考えております。


ワクチン接種に関してご協力を頂く場面があるかと思いますが、何卒、皆様にもご理解とご協力をいただけますと幸いです。

事態の進展があれば随時情報を発信していきます。皆様と共にコロナを乗り越えていけるよう、引き続き全力で取り組んでいきたいと思います。

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