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  • 執筆者の写真keisukeota1005

令和4年度の垂井町予算が発表!個人的な注目事業を紹介



2月25日に令和4年度の垂井町予算の記者発表が行われました。予算編成の方針についてはかの「予算編成方針」

にて公表されていましたが、今回は会計区分に沿って予算額がリリースされました。

そこで今回は、個人的に注目している事業とその内容について紹介していきます。


令和4年度の予算概要

まずは、令和4年度の予算概要について紹介していきましょう。


予算総額は179億円

令和4年度の垂井町予算額は179億円となりました。これは令和3年度と比較すると7.5億円高く、過去最高の予算額です。一般会計は4.9%増、特別会計は3.8%の増加で、一般会計では「総務費(37%増)」「公債費(19%増)」「衛生費(17%増)」が主な増加要因です。


一般会計は96億3千万円と、垂井町役場新庁舎建設の予算を可決し、過去最高の予算規模となった平成28年度比べると低いものの、トップクラスの予算規模といえます。


特別会計は国民健康保険特別会計が28億円、介護保険特別会計が27億円となり、公共下水道事業が14億円、水道事業が7億円、後期高齢者医療特別会計が6億円と続きます。


一般会計の支出内訳

一般会計の中で大きなウエイトを占めるのが「民生費(35%)」「総務費(16%)」「教育費(11%)」です。

民生費は「社会福祉費(高齢者や障がいのある方の支援)」と「児童福祉費(子育て政策と保育園運営の経費)」に分かれています。垂井町は福祉と子育てを充実さるために、全体の35%の予算を投入していると考えても良いでしょう。


総務費では、公共施設の管理費や職員の給与で16%を占めています。続いて公債費(11%)、都市計画費(6.3%)と続きます。


令和4年度の注目事業

続いて、今年度の新しい取り組みとして注目している事業をご紹介していきます。


創業支援アカデミー

垂井町で起業する人を増やし、多様な働き方や新たなチャレンジができる環境を創出するために、新年度には「創業支援アカデミー事業」を実施します。

起業には、ビジネスを行う分野の知識も必要ですが、財務や法務、マーケティングなど様々な専門知識が求められます。求められる知識はビジネスの成長段階によって異なり、適切なタイミングで外部の専門家がアドバイスすることで、起業した人の成功率を高めていき、新たなビジネスを垂井町に定着させることを目的としています。


個人的には、垂井町でより多くの人が起業し、様々なビジネスが誕生することで地域課題の解決や、新たな雇用の創出、社会を変えるようなビジネスが創出することが、未来の垂井町には欠かせないと思っています。この創業支援アカデミーに、起業したばかりの方や事業承継をした方、これから起業を考えている方にぜひ参加いただき、ビジネスの成功率を高めていきたいと思います。


保育ICTシステム導入

保育士さんや保育園にお子さんを通わせている保護者の方の負担の一つが「連絡」や「記録」です。これまで連絡事項は手帳を介して紙ベースでやり取りしており、その入力に手間がかかっていました。また、お子さんが体調不良の際の休園の連絡が登園時間帯の慌ただしい時間に行われると、電話が繋がらないといったケースも考えられます。

こういった煩わしさを改善し、保育士さんと保護者の方が効率的にやり取りできるようにするために、新たな保育ICTシステムを町内全ての子ども園に導入します。


現在は垂井子ども園で導入検証をしていましたが、一定の効果があると認められたため、次年度から本格導入することとなりました。保護者の方はスマートフォンのアプリによって諸連絡が完結するため、より便利になることでしょう。

時代の流れに合わせた保育園運営が可能となり、保育士さんの働き方改革を進めていくためにも重要な事業だと思っています。


美濃国府跡公有地化

垂井町府中地区にある美濃国府は律令国家時代の県庁ともいえる機能を持っており、かつて垂井町が美濃国の中心であったということを証明する史跡です。

20年以上前に発掘調査が行われ、進展がないままでしたが、美濃国府の整備を推進することとなりました。


今回は美濃国府跡地にある私有地を購入し、施設整備が行える状態に進めていきます。

今は「美濃国府に行っても何もないね」と言われることが多いのですが、価値ある垂井町の歴史的資産を活用できるよう、しっかりと整備していきます。


以上のように、今議会では垂井町にとって新たな挑戦を数多く行います。

この議会もしっかりと取り組んでいきます。





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